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華アワセ 蛟編 Review 1/2


先日、ネタバレなしの華アワセ総評を書いたのは良いものの、苦労した割には達成感が少なくなんとも落ち着かない気分になってしまいましたので、改めて感想を書いてみようと思います。今回は唐紅について。
個人に分けてますが書かれている内容は完全クリア前提なので気をつけてくださいな!

では…参る!


華アワセ 蛟編 Review List
・2012. 12.23 華アワセ 蛟編 Recommend (ネタバレなしの総評)







 誇り高く、定めを守る者
 蛟 (CV.福山 潤)


さて蛟について語ろう、と考えた時にまず最初に浮かんだイメージは「本日の主役」と書かれたパーティ用の襷をかけてボコボコに殴られる蛟さんの姿でした。いやぁ、満身創痍でしたね。本当にお疲れさまでした。
欲するままに求める呪われたミズチの血に抗うため、「掟」を頑なに守り、精神安定剤まで飲んで自分を律していた彼が、図書館騒動によりみことと疎遠になってしまう他ルートはその心中を思うと切なさ満点でした。
八つ当たりとも言える理不尽な暴力に耐え、言葉なく静かにみことを見守る姿は健気だなぁ、と。

だからという訳ではないと思いますが、実は、蛟本人のルートよりも姫空木やいろはのルートでの彼のほうが印象深かったりします。
親友である姫を捜すために潔く掟を破る姿や、姫と交わした最期のやり取りは漢らしくもあり彼の優しさを感じるものでした。そして、なんといってもいろはルートでの覚悟を決めた言葉ですよ、ええ!


…………っ、わかりました。
どうぞ、殺してください。
罪を問われようと、痛みをあたえられようと…耐えられます。
しかし、自分の中から泉姫候補の存在を消すことは…耐えられません。
どんなに、距離を置いていても…泉姫候補への感情は……消せません。
どうしてもとおっしゃるなら、どうか、自分をひと思いに殺してください。
この命を奪っても…心までは奪えません!



何度見ても格好いい。
講堂でのやりとりは、修羅の如く一方的に殴り続けるしか出来ないいろはの惨めさと、されるがままに耐え続けている蛟の気高さが対比されている名シーンだと思っています。(痛そうなんだけどさ)


そんな誇り高い蛟と正反対なのが本能のままに生きているっぽい唐紅で、唐紅をあれだけ嫌悪していたにも関わらず、唯一ミズチに喰われてしまうのが紅ルートだというのも面白いなと思いました。
蛟にとっての唐紅は、汚らわしいと蔑視する存在でもあると同時に、己に正直な生き方は無意識下での羨望の対象だったのかな、と。
「穢れを祓うため」とかなんとか自分にもみことにも言い訳をしてアレコレしちゃうところが蛟らしい。
矢を放った辺りからもう完全にネタとして、蛟さんの一挙手一動をニヤニヤしながら楽しんでいたのですが、エンディングはどれも壮絶そのもので絶句するしかありませんでした。笑ってゴメンヨ。

ただ、最期に蛟と交わしたやりとりは、二人の想い合う心が画面越しにも痛いほどに伝わってくるので悲しくも好きなENDのひとつだったりします。
みことが命日に手向けたカンパニュラの花言葉は沢山あるようなのですが(調べた)、二人におくる言葉としては「感謝・誠実・後悔・思いを告げる」辺りなのかなと思いました。
蛟が遺した歌の「花」をみことだと捉えて詠むと、より切ない。


さて。最後にプレイした蛟ルート。これまで散々な目に遭う蛟さんを暖かく見守っていたこともあり、「このツキだけはハッピーエンドだろ!」とかなり楽観的に進めました!
恋に疎い故にすれ違うというか噛み合わない二人が可愛いのなんのって。
みことの望月を半分蛟にあげるという展開は、王道であり実に熱いものだったので遊んでて楽しかったです。
二人で泉姫っていうオチも仲睦まじくて素敵だなーと思ったり。
しかし、悲壮感溢れるENDばかりを先に見たせいか、蛟エンドの乙女ゲームっぽさに戸惑ってしまいました。
平穏過ぎて逆に夢か、と。私の知ってる華アワセと違う!と。(攻略順は慎重に選ぶべきですね!)
穏やかにみことを気遣う蛟さんの姿に癒されると共に、彼はミズチの血さえ暴れなけれ本当に非の打ち所がない男性なのだなぁと思った次第です。(ムッツリですが!)
沢山の大切なものを失ってしまいましたが…みことと穏やかな時間を過ごして欲しいですね。


蛟ルートといえば禊イベントで我に返ってからの正座&10分待ってくれ!がもう可笑しくて可笑しくて!
冷水浴びてそう…って思ってたら、期待通りに浴びてきてくれたので真面目な彼にトキメキました。
布団は健全ではないから毛布にしようとか言っちゃう蛟さんの基準がさっぱり分からないよ!


トップバッターで幸せになった蛟さん…残り二編でまたボッコボコにされたらどうしよう!心配ですマジで。
この勢いで他ディスクでまで理不尽に殴られ続けたりしたら…一番好きになってしまいそうです。(歪)






 厭世的な紅の血潮
 唐紅 (CV.日野 聡)


歩く猥言製造機、華アワセのおっぱい担当の人。
最初のほうは彼がギリギリアウトな発言をするたびパッケージを眺めては、銀色のシールを貼り忘れているんじゃないかと心配になったりもしました。

「自信家」の一言では済ませられないほどに傲慢で、他人を見下し挑発するような発言ばかりだったり、女性を自分の都合の良い「モノ」としか見ていないな思考の持ち主。
唐紅は私の苦手要素をぎゅうぎゅうに詰め込んで更に煮詰めたかのような濃さだったのでドン引きする準備をしていたのですが…!一人称が「くれなゐ様」というアホっぽさが良い中和剤になったようで、彼が自分の名を偉そうに発するたび菩薩のような微笑を浮かべる私が居ました。いやぁ、くれなゐ様はアホ可愛いなぁ。


完全に脅迫な形でみこととパートナーになった後、枯渇を起こされながらも何度もみことに触れようとする姿は「がっついてんなww」を通り越して痛々しい心持ちになってしまいました。
というのもですね、破瓜しない程度のことを常日頃から桜花の水妹としているらしいくれなゐ様は鋼の自制心をお持ちだと思うんですよね。そりゃ最後までやらずとも満足する方法はあるけどもさ。
彼の強大な力をまかなう為には沢山の水妹の支えが必要で、だから水妹を平等に可愛がっている。

桜花の水妹が喜んでくれる→みことも喜ぶだろ?やってやるよ!→枯渇→クソッ!なんでだよ!

最初こそ自分の欲望に忠実過ぎる人だと思っていましたが、彼なりの「大切」なのかもしれない、と。
(当の唐紅本人が「あんま男に幻想みんなよ?」と言っていたし、乙女的妄想の産物ですかねふふふ)


妄想ついでに言えば彼の口からしょっちゅう飛び出す「抱く」の言葉も、行為そのままの意味より抱きしめるという意味合いのほうが強いのかもな、とも思いました。
花伐で倒れたみことを介抱して眠っちゃうシーンでは嫌がらず腕の中にいるみことに安心しているような穏やかさで
、抱く抱く言ってる癖にこれだけで充たされてるんじゃね?と。
このシーンでは、みことも唐紅という人間が乱暴なだけでなく身体を気遣ってくれる優しさも持っている人だと気づき、わだかまりが消えて腕の中で眠るんですよね。
殺伐とした唐紅ルートで訪れた初めての平穏!そしてここからが実に良い!

割とノリノリで花伐に精を出すわ、ガムのおもちゃ(パチンって指挟むアレ)でみことをからかった挙句にガムをあーんさせて「くれなゐ様と同じ味だ」とかウキウキで言っちゃうわ、後ろから胸揉んでご満悦だわで…もうね小学生かと!可愛いのなんのって!怒りつつもくれなゐ様のペースにすっかり慣れたみことさんもまた可笑しい。
正直、ずっとイチャコラしてればいいとさえ思いました。ええ、矢が飛んできちゃったけども!


飛んできたアイテムが矢だったことも、矢とか古風なものを飛ばした犯人はどう考えても一人なことも、つーかおっぱい揉まれてるのアンタ見てたんかい!みたいなツッコミも、我を失って怒り狂うくれなゐ様も、もうね、全部面白くて…!必死で落ち着かせようとするみことが王蟲を宥めるナウシカに見えたのは言うまでもありません。
悲劇は当事者以外の者からすれば喜劇に映るんだな、と観客である私は思った訳です。


更には、みことから水を与えられ落ち着きを取り戻した様子に安堵したのもつかの間、突然「マジかよ!ああ…マジか!」みたいな派手な独り言を撒き散らし始めるという謎展開が起こる始末で、思わず私が画面に向かって「マジかよ!」って叫んでしまいました。くれなゐ様のお心が読めない!
アレですかね?みことが「私が居ますから安心してください」って呼びかけながら水を与えたので、その想いがくれなゐ様にも通じたとか?それでみことへの想いに気づいて動揺したとか?そんな感じですかね。

と、唐突な流れによりみことへ想いを告げ、ばっさり断られるも怒ることもなく去り、満月を眺めてみことを想うくれなゐ様の声音は寂しそうだけどこれまで聞いたこともないほど穏やかで、彼にとってみことを想う気持ちは手に入れたいと思う欲望よりも大きなものになったんだなんだなぁと感じました。
他の五光様は想いに狂ってしまうのに、くれなゐ様は(落ち着きはないけど)大人です。好きです!


しかし私の心とは裏腹に蛟に惹かれるみことさん。
主人公と気持ちが噛み合わないので、ずっともだもだです。

嫉妬に狂い、儀式厨兼ストーカーになってしまった蛟さんの暴走により救いのないエンディングが三つも用意されているのですが…絞殺ENDは半端過ぎていかがなものかと。この後、間に合わなかったくれなゐ様がみことの亡骸を発見するのだと思いますが、そこんとこも含めて欲しかったかな。


どう考えても手遅れ状態な蛟さんを選ぶエンディングは、悲しいよりも死屍累々な結果にただただ唖然。
唐紅をかばうように折り重なった桜花の水妹たちの死骸、虫の息の唐紅、止めの矢を放つ残忍な蛟…。
これだけでも見るに耐えない惨状ですが、「私が…殺した…」と今更我に返り、求めようとしてきた蛟を拒否するみことの浅はかさが加わることでこの上ないほど胸糞悪い幕引きに仕上がってました。
盲目的に愛するならば、共に堕ち続ける覚悟も必要なのだな、と思った次第です。


対して、くれなゐ様を選ぶエンディング。
とにかく唐紅がかっこいい。
蛟を殺したくないという哀願を受けて、手加減した挙句に致命傷を負い、泣くみことに素直なほうが可愛いと悪態をつき、「舞台の幕は、おめぇで閉じな」とナイフを託すのですよ。自分の想いを伝えきれないまま。
出来すぎなほど男前です。数日前にみことにビンタされて「勃っちまった」と悦んでいた彼はどこに!?

蛟の為にミズチを殺す。
みことの決意と、優しい嘘と、「蛟」として最期を迎えた蛟の会話は悲しくも美しい幕引きだった…はずだったんですけどね。最期の言葉を言う資格さえ与えない、そんないろはさんの一振りでした…ね…。
唐紅の想いを、みことの想いを、蛟の想いを。全部踏みにじったいろはさんは鬼か、鬼なのか…。
ま…まぁ…いろはさんについてはいろはさんの感想記事でね、うん、存分に喋ろうと思います。

このエンディングが唐紅ルートの正しい終わりなのかなと思うし、納得しているのですが、エピローグで彼がオマケ扱いっぽいのが悔しいです。蛟編だから仕方ないのかしら。くぬぅ。

すっかり長くなったので端折りますが、他ルートでのくれなゐ様も素敵でございました。
彼は一番はっちゃけてそうで、一番大人で情に厚い人です。(暫定)好きです。(確定)





こんなに長くなるんなら一人づつ分けて書けば良かった…!
くれなゐ様の感想のほうが長いのは再プレイしながら書いたからなのですが、蛟さんとえらい差が出てしまいましたね…。主役なのに申し訳ない。(しかし書き直す気力もない)

姫&いろはさんの感想も再プレイしながらぼちぼち書いていきます。



comments(2)
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COMMENT
自己犠牲と俺様の対比は映えますね〜。
最近は自分でもそういう記事をまとめてるから余計に(ノ∀`)
ジュジュ (2013/01/11 5:52 PM)
様々な作品で描かれてきたテーマだけど、飽きない良さがあるよね。
どちらも自己中心的な考えなのに、それが信念と呼べるものになるとぐっと魅力的に映る。
そちらも楽しく読んでますよ♪そろそろあの人が出て来る頃ですね!
イロ (2013/01/11 7:49 PM)